仕事内容は現場によって異なりますが、この日は午前中に下準備、午後に仕上げを行う予定。まずは目地と呼ばれる外壁の隙間に、シーリング材がはみ出ないようマスキングテープを貼ります。

次に目地に調整剤を入れて溝の深さや表面を整え、シーリング材の接着を高めるためにプライマーという下塗り剤を塗ります。午前・午後とも作業の合間に小休憩があります。

午後は目地にシーリング材を充填していきます。シーリング材とは外壁の目地から雨水や空気が入らないようにする合成樹脂などでできたペースト状の材料のこと。コーキング材とも呼ばれています。

外壁や用途に合わせて選んだ材料をシーリングガンに入れ、目地に向けてリズム良く撃ちつけ、ヘラで均一にのばします。最後にマスキングテープを取り除けば完成です。